多摩市 新築外構 個性豊かな植物が映えるエクステリア&ガーデン
多摩市の新築外構を手がけました。
こちらの施工事例は、2020年YKKAPエクステリアスタイルアワードにおいて、ベストスタイル賞(ファサード部門)を受賞いたしました。
今回ご紹介するのは、ソテツやアガベ、オリーブ、パンパスグラス等個性豊かな植物達が映える、エクステリア&ガーデンです。
ベージュを基調とした落ちついた建物がそびえ立ちます。
工事前から既存でありました、土留め擁壁は、以前は白い塗装仕上げで汚れが目立つ状態でありましたが、
今回の工事で、ランディックスコート仕上げ(打ちっぱなしコンクリート調)に塗りなおしました。
新築工事でもこういった、既存物を綺麗にする作業を行うことは珍しくありません。
また、階段から続く、黒い転落防止柵を設置しました。高低差のあるお家には欠かせませんね。
階段をのぼりきると、ギンヨウアカシア(ミモザ)の木がむかえてくれます。
葉が細かく柔らかく、近年人気の高い樹木です。
春になると黄色いお花が咲きます。今から楽しみですね。
そして玄関とお庭へと湾曲して続くアプローチが広がります。
背の高い樹木や、主となるソテツ、他低木以外の下草などは、今回お施主様手配です。
赤いコルディリネが緑色に映えます!
アプローチの舗装は、洗い出しコンクリートと金鏝仕上げのコンクリートで使い分けし、
コンクリート目地はタマリュウをで植栽しております。
道が玄関へ続く道とお庭へと続く道に分かれますが、毎日使用する玄関まで続くアプローチをメインと考え、
より意匠性が高く、金鏝に比べ、汚れが目立ちにくい洗い出し舗装をメインの舗装に採用いたしました。
大きな窓からは、室内からの眺めのいいように、樹木を配置しました。
玄関の大きな窓のからは、オリーブの木が景色になるように、
四角い窓(書斎のある部屋)からは、ソテツの木が景色なるようにいたしました。
それぞれ完成後、お部屋の中から拝見させていただきましたが、とてもきれいでした。
ソテツの木です。
オリーブの木です。
スポットライトを足元に配置しています。
ソテツを上から俯瞰した様子です。
ぱっ!と開いた葉から元気をもらえそうです。
全体を上から見た様子です。
写真の右端にはライラック(低木)を1本植え、隣地視線が抜けないように、アイストップの役割をします。
グレーやベージュ、黄色いまだら模様な舗装がアクセントとなり、空間をまとめてくれています。
個性際立つこちらの舗装は、石材(五常産業ラスティ)を使用しております。
ライラックです。
さらにお庭へと続きます。
広いお庭は、なんでもできるようで、メンテナンスのこと、予算のことを考えるとなかなかプランが難しいです。
予算を抑えて砂利にすると殺風景になってしまいますし、広い面積を天然芝を張ると管理が大変ですし、
全てウッドデッキや、タイルデッキ等にすると金額が怖ろしく高くなります。
今回は夫婦、共働きされているということもあり、メンテナンスが楽、年中緑色で眺めの良い人工芝、と人工木デッキをご提案いたしました。
リビング、ダイニングルームからはタイルデッキが続きます。
レモンやスダチは実を楽しむことができます、
(※タイルデッキは本体施工)
人工木デッキです。
奥に見えますのが、トキワマンサクの生垣です。これから成長し、隣地との目隠しの役割をしてくれます。
トキワマンサクの花です。ピンク色が可愛らしいです。
夜になり、夜景の様子です。
建物の窓からも暖かな光がこぼれます。
外構では、照明を9灯設置いたしました。
まず我が家に帰ってきて一番に迎えてくれるのが、表札灯です。
見栄えが良くなるだけではなく、下に設置しているポストの郵便物を取り出すときの手元の明かりにもなります。
そして、階段の先には、ギンヨウアカシアが照らし出されています。
お庭にはガーデン灯とオリーブを照らすスポットライトを配置しました。
玄関前の浮き階段にはライン状の間接照明を配置しました。
オリーブの樹木の足元にはスポットライトを配置しました。
オリーブの影が外壁高くに映し出され、影がゆらゆらと動きます。
こちらは、傘がついたガーデンライトです。
植物や足元をやさしく照らします。
ウッドデッキの角には四角い形が可愛らしい置き型照明を配置しました。
敷地の端を照らすことで、空間に広がりがうまれます。
建物の軒天にダウンライトが2灯あるため、タイルデッキは明るく照らされています。
さらに、空間に広がりを生むために、手前、中央、奥とスポットライトを配置しています。
葉が映し出され、光と影がゆらゆらと揺らぎます。