外構・お庭の目隠しのバリエーション

久しぶりの更新となりました。

今日は、外構における目隠しのバリエーションについて、ご紹介したいと思います。

・お庭部分が道路に面しているから、目隠ししてプライベートな空間を確保したい…

・玄関前が丸見えなのが気になる…

・お隣さんとの目線隠しをしたい…

などなど色んな理由で目隠しを検討していると思います。

「目隠し」と一口に言っても内容は様々です。
フェンス、スクリーン、ブロック積み壁、角柱、生垣、樹木など色んな方法で、目隠しが出来ます。

どんな種類があってどれを選べばいいのか、悩みますよね。

「見た目」「機能性・メンテナンス」「費用」の3項目のバランスを見ながら、
今回は分かりやすく費用が安い→高い順(数万円~数百万)に追ってみていきたいと思います。
下に行くにつれて金額が上がっていきます。

※施工場所の状況、量に応じて費用感は変わりますのであくまで目安としてご参考ください!



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【生垣】↑

生垣は昔から住宅の囲いとして使われていますよね。街中でもよく見かけます。

植物がお好きな方に、おすすめです。
フェンスなどと比べ柔らかい雰囲気を出すことができ、
植物ならではの、香り、新葉の色の違い、花、など自然を感じることができます!
目隠しの効果を高める場合は1年中葉をつける常緑樹がお勧めです。
シルバープリペット、トキワマンサク、シラカシ、ベニカナメモチ、アベリア


樹高や植える間隔によって金額が変動します。
成長することを見込み、高さ、植える間隔に余裕を持たせることで、費用も安く抑えることができます。

綺麗な生垣を保つためには、定期的に剪定する必要があります。
基本的にはご自身でも剪定ができますが、
距離が長い、背が高い、体力的に難しい場合は植木屋さんに依頼した方がいいかもしれません。
その場合は、剪定代として定期的に費用がかかります。


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【樹木】
生垣と同じようにフェンスにはない柔らかい雰囲気を出すことができ、
植物ならではの香り、色、花、成長する様子など、自然を感じることができます。

樹木の配置としては、窓の前や玄関の前などピンポイントで視線が通らないようにするのに効果的です。
完全に覆うことは難しいですが、あるのとないのとでは違います。
奥に視線が抜けず、樹木に視線が止まります。美観的にもいいです。

また全部をフェンスで囲うのではなく、間に樹木を挟んで配置するなどする方法もあります。
動きがありかつ、自然でいいです。

落葉樹ですと、秋から冬にかけては葉が落ちてしまうので、1年中葉をつける常緑樹がおすすめです。
ソヨゴ、シマトネリコ、シラカシ、カラタネオガタマ、キンモクセイ、サカキ

管理の面では、日々成長しますので、必要に応じて形を整えるために剪定をしたり、
病気・害虫により、元気がなくなることがありますので、必要に応じて、肥料、害虫対策等が必要になります。
また、植えてから根付くまで、夏の暑い日が続くときなどは、水やりも必要ですので、
フェンスなどの製品と比べて、お手入れが必要です。

金額は大きさや樹形、種類によって変わります。
中でもシマトネリコは成長が早いため、同じ樹高でも比較的安いです。
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【角柱】

白い壁の間に立っている木目調の柱が角柱です。

このように壁の隙間のアクセントとして入れたり、角柱と樹木を組み合わせたり、
角柱のみでも目隠しとして使ったりします。

隙間を空けて設置するため、完全に視線を防ぐのは難しいですが、ある程度の効果はあります。
樹木や壁を前後に配置することで目隠し効果は高まります。

木目調色や、アルミ色、天然木のバリエーションがありますので、モダンな家にも合います。

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【ブロック積み+フェンス】

ブロック積みの上にフェンスを設置した目隠しです。
ブロックを積むことで、目隠しの効果に加えて、土留めの役割境界示す役割があります。

そして、ブロックとフェンスの種類によって、雰囲気を変えることができるので、色んなお家に合います。

ブロックの種類は、左官(ジョリパット、ランディックスコート等)、化粧ブロック、タイル貼り、石貼り、レンガ貼り、等様々な種類があり、

フェンスも
素材(樹脂、アルミ、天然木)、(木調、アルミ色)形(縦格子、横格子、ルーバー型…)によって雰囲気が変わります。

そのため素材の選定により金額が変動します。
中でもコンクリートブロック+樹脂フェンスがこの組み合わせの中では、一番コストが抑えられる方法です。
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【バイナルフェンス】(写真はタカショーのカタログより)
バイナルフェンスは樹脂フェンスの1種です。

目隠しフェンスの中でも材料費が安価なこと、
洋風のお家やリゾート風のデザインに合う他にはないデザインされたフェンスであることが魅力的です。

しかし、私が知っている限り、白色のみと色のバリエーションが少なく、デザインもモダンな家や和風のお家とは相性が悪いです。

このような雰囲気がお好みの方には嬉しいアイテムです!
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【独立基礎型フェンス】

柱を独立基礎で埋め込んだフェンスです。
地面から柱が生えているような見た目になります。

視線が気になる上の部分だけフェンスを張り、足元は空けておくなど融通が利きます。

素材(樹脂、アルミ、天然木)、(木調、アルミ色)形(縦格子、横格子、ルーバー型…)によって雰囲気が変わるため、
色んなお家に合います

費用感は
樹脂フェンス≦天然木フェンス、アルミフェンスの順に高くなります。

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【多段支柱型フェンス】
(画像はYKKAPカタログより)

フェンスを上下に2、3段に設置することができる多段型のフェンスです。
使用出来るフェンスは、アルミ、木目調、等バリエーションがあり、
1種類のフェンスを上下に重ねることもできますし、写真のように違うフェンスを上下に重ねることもできます。

上の方は目隠しをしっかりできるタイプのもので、足元の方は、抜け感のあるタイプ等使い分けが可能です。



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【竹垣】
和風のお庭にいかがでしょうか。
竹垣は、古くから日本の庭園で使われてきました。

建仁寺垣、四ツ目垣、等々竹垣の中でも種類があります。
天然の竹垣はもちろんですが、最近の住宅では、人工竹垣を使うことが多いです。

材料費の目安としまして、タカショーの人工竹垣エバー1型では
片面タイプでW1920×H1800の大きさで定価約¥110,000(税抜)
両面タイプのものでは、片面の1.5倍の材料費です。

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【スクリーン】

スクリーンはフレームとパネルで構成されており、
写真のようなポリカ素材のパネルや格子型のものなど種類もたくさんありますので、色んなお家と合います!

フェンスだと間仕切り柱を選ばない限り、裏と表が出来てしまいますが、
スクリーンは裏と表どちらからみても、大差がないものが多く、目隠しはもちろん空間の仕切りにもいいです。

フェンスのように長い距離を設置するというよりは、部分的に使うことが多いです。

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こちらの写真もスクリーンです。

2種類の縦格子のパネルをこのように繋げて組み合わせることができます。


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【ブロック積み】デザインウォール

コンクリートブロックだけで目隠しになる高さまで積み、化粧をしたものです。
形もデザインも自由なため、左官にしようか、タイルを貼ろうか、オリジナリティある壁を作ることができます。


写真は間接照明が綺麗に映えるように形を作っております。部屋の窓からこのような景色があったら素敵ですよね。

デザインは自由なので、色んなお家に合わせることができます。
ただ金額も一概には言えず、大きさ、選ぶ素材によって変わります。




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【大型門扉】

背の高い門扉は目隠し機能が備わったクローズ型外構の最高峰のアイテムといっても過言ではありません。
こちらはYKKAPのエクスティアラアーチ用門扉です。

高さは2mを超え、人の背丈よりも扉の方が大きいです。見えないからこそ逆に中の様子が気になります。
そんなひと際目立つ特別感のあるクローズ外構をご希望される方におすすめです。

両開きで¥W1800×H2060タイプの定価で570,000円です。
この商品を使うほとんどはクローズ型外構になるため、必然的にほかの外構の費用もUPします。
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【アーチ・ウォール一体型】↑
(写真はYKKAPカタログより)

こちらはYKKAPのリレーリアシリーズです。

目隠し効果の高いウォールとアーチを組み合わせることで、立体感のある外構空間を演出できます。

こちらのウォールはブロックではなくアルミ乾式構造でできており、ブロック塀ではできない高さと距離を実現できます。
板張りタイプと好きなタイルを貼ることができるタイプがあり、色んなお家に合わせることができます。

数十万~数百万円はします。
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【カーポート一体型↑】
(写真は三協アルミエクステリアカタログより)

こちらは三協アルミのUスタイルアゼストです。

こちらは上のリレーリアシリーズと似ていますが、
カーポート延長された梁にスクリーンを取り付けることができる商品です。
門まわりと駐車場がに繋がりが生まれ、一体となっています。

数十万~数百万円はします。
以上他にもガーデンルームや、テラス屋根などいろいろ紹介したいのですが、
今回はここまでにします。

また更新します!

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