江戸川区 外構工事(着工前調査 他)

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まずは、現状、出来上がっている建物に付随するものの調査。
玄関ポーチの高さを確認します。
コンクリートで駐車場を作る際、勾配の関係で道路側から奥に連れて水はけを良くするため、上がります。
距離が長いと長いだけ後ろは高くなります。
そうなると、このポーチの階段の高さは保たれるのかな・・・?
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ということで、階段の高さを確保するよう、駐車場の勾配が決められて行きます。
通常、2%くらいの勾配が歩きやすさや水はけの点から
基準とされていますが、このような既存物の関係で、勾配は変えられます。
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汚水桝ですね。
建物の周りには、たくさんの桝が存在します。
こちらは、桝と建物のステップとの間が狭いのでは?と間を測っている所です。
狭すぎると、その部分にコンクリートのクラックが入りやすい為、対策が必要です。
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床下の通気口です。
以外と見落としがちな部分ですが、駐車場と絡む場合、この通気口をつぶさないような、勾配を設定する必要があります。
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水道メーター。
水道メーターは検針があるため、通常、道路に近い場所に設置されます。BOXの蓋がプラスチック製の物が多く、色も白や青と目立つ色となっている為、デザイン上、目立つ部分に設置することを嫌うお客様も多いのが現状。
気になる方は、外構工事では、メーターの位置を変えることは出来ないので、建物の設計の際にご相談してみて下さい。
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アクセントとなる、アプローチのピンコロ石選び。
既存の立派な平板を再利用するため、サンプルを持参し、現地で平板と合う、ピンコロ石を選びます。
今回は、マイナーな部分の現地での調査をご紹介しました。ケースバイケースではありますが、これから住宅をお考えの方は、ちょっと頭に入れておいていただけると、意外と役立つ情報かと思います。