調布市 リフォームとリガーデン(リフォーム編)

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いよいよ、お庭のプランも完成し、そのプランを優先にしたお家のリフォームが始まりました。
なんと、ご主人様の気に入られていた和室を無くす事に・・・。
「リビングとダイニングの間の壁を取りたかったのですが構造的にNGということで、一番明るい和室を無くしても、リビングを広くし、お庭をどこからも眺められるようにしたかった・・・。」とのこと。
和室も、残したかったようですが、いつも居る部屋を充実することを選択されたのです!
そして、リビングから続くお庭の為に、出窓を無くし、なるべく眺めの妨げにならないよう1枚のガラスの部分が大きな引き違いのサッシを採用することとなりました。
その開口部分がこんな感じです。

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家の中から見ますと、ちょうどソファーが置かれるであろう位置から、メインの壁が眺められるようになっています。



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サッシが入るとこんな感じ・・・。
これなら、開放感のある空間が実現しそうです。
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こちらは、元々あった和室の腰窓を塞いでいる様子。
お庭側に大きな窓を作った為、この窓は必要ないのです。
と言いますか、大型テレビを設置する為に必要な壁になるのです☆
窓は多い方が明るく開放感があり素敵なのですが、
家具や家電を置く場所を考えると壁って意外と重要なのです。
リフォームの際、出来るだけ今ある形を利用する事は
コストの面からみると、とても大切な事ですが、後々使い辛いのでは、本末転倒です!
ご要望を叶えつつ、いろいろなシーンにも対応出来る空間作りが大切です☆

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そして、もう一つの大きな空間を手に入れる為のポイント「梁」
和室とリビングの間のこの壁を無くす事になったので、その代わりに家の耐力を保つため太い梁を入れる事になりました。

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本来なら、この梁は天井の裏に入るのですが、大空間には少しでも高さが欲しいので、梁は表に出し天井を高くし、飾り梁にしました。
リフォームでは良く使われる工法です。
新築の場合は最初から、天井を高くする設計にすれば良いのですが、リフォームではこのような工夫で、ご要望に対応しているんですね!

次回は、リフォームとリガーデン。慌ただしく両方の工事が同時進行し、どんどんプラン画のような形に変わって行く様子をお伝え致します(^^♪