ガーデンプランナーダイアリー
お庭に植えるおすすめハーブ
2020年7月18日|カテゴリー「樹木/植物」

お庭に植えるおすすめハーブのご紹介です。
アロマや料理の香りづけ、ハーブティーなど、私たちの暮らしの中でハーブって身近にありますよね。
そんなハーブをお庭でも育ててみませんか。香りはもちろん見た目も綺麗です。
今回はその中でも、私たちガーデンプランナーが植栽としてご提案している、主に多年草と木本類の中より
おすすめのハーブをご紹介いたします。

まず、多年草と木本類とは何かといいいますと、
多年草(宿根草)・・・ 花が咲き、種が出来ても枯れずに長年成長を楽しむことのできる植物
木本類・・・ 樹木 成長し木化していく植物
のことです。
他にバジルやコリアンダーなどの1年草という種類がありますが、名前の通り、種ができると枯れてしまいます。
そのため、いずれ枯れてしまう植物はあまり取り扱わず、長年楽しむことのできる多年草と木本類をご提案の中に取り入れています。
1年草は菜園やプランター等で楽しむイメージで、
多年草や、木本類は長年あり続けるお庭の風景として考えるといいです。
それではハーブのご紹介をしていきます。

タイム(多年草)
小さく細かい葉がたくさんつく繊細な印象で爽やかな香りを楽しむことのできるハーブです。
クリーピングタイプ(ほふく性)とコモンタイム(立ち性)の2つに分かれどちらもおすすめです。
生育旺盛で丈夫なので地を覆うように広がるクリーピングタイムは駐車場の舗装の目地などにも植えても大丈夫です。
タイムを料理に使いたいという場合は上に伸びていくコモンタイムがおすすめです。

セージ(多年草)
すっきりとしていてほのかに甘い香りがします。
セージは種類がたくさんありますが、
有名なのはコモンセージというピンク色のお花を咲かせる種類なのではないでしょうか。
他にも写真のゴールデンセージは葉っぱに黄色の斑が入って綺麗なのでおすすめです。
耐寒性もあるためお庭に地植えしても大丈夫です。
冬になると地上部は枯れますが、また春になるとふたたび芽を出します。

ラムズイヤー(多年草)
つい触りたくなってしまうふわふわとした葉っぱが特徴です。
まるで羊の耳のような形と質感からラムズイヤーと呼ばれています。
こちらは香りはわずかしかありませんが、その可愛らしい見た目とやわらかな質感からおすすめさせていただきます。
耐寒性はありますが、高温多湿に弱いため、葉が生い茂ってきたら葉をすいてあげると、地植えでも丈夫にそだちます。

ラベンダー(木本類)
アロマ、石鹸や芳香剤、お茶、様々なところでラベンダーの香りと出会います。
多くの品種があるため、地植えにする場合耐寒性、耐暑性のあるものをきちんと選ぶ必要があります。
中でも交配種であるラバンディン系のラベンダーは高温多湿の日本の気候でも育つのでおすすめです。

ローズマリー(木本類)
肉料理や香料に使用される香りの強いハーブです。
ローズマリーの香りは集中力を高める効果もあるそうです。
湿気を避けた場所では生育旺盛で育てやすいため、初心者の方にもおすすめです、
立ち性とほふく性の種類がありますので、場所に応じて種類を選びます。
1年を通して緑の葉をつける常緑性のため、お庭の彩りにおすすめです。
以上おすすめハーブのご紹介でした。
弊社では、八王子市近辺から都心部まで、外構のデザインから工事まで請け負っております。
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新築からリガーデンまで、お気軽にご相談ください。
目隠しはどれくらいの高さが必要?
2020年5月11日|カテゴリー「デザイナー」
お庭ではバーベキューをしたいから、プライベートな空間を確保したい。
お隣さんからの視線隠しをしたい。 など、
どのくらいの高さが必要なのか、分かりやすく図にまとめてみました。
まわりの敷地環境によって変わりますが、プランを作るときにこのようなことを考えて、目隠しの高さを決めているんだなあということがわかるようにしました。
外構、お庭づくりのご参考になれば幸いです。

↑の図
高低差のない地面に立った時、必要な目隠しフェンスの高さはどのくらい必要でしょうか?
図の例では、身長175cmの人間で説明しています。
人の目の高さは、身長より約マイナス10cm前後です。身長175cmの人の目線の高さは、約165cmといえます。
そのため、165cm以上の目隠しがあれば、視線が通らないといえます。
目隠しフェンス商品の中でのきりのいい数字である180cm以上の高さがあれば安心感のある高さといえます。
しかし、家の中や、デッキの上に立った時は、どうでしょうか?

↑図
家の1Fの床の高さは約60cmほどです。
そして、ウッドデッキの高さも同じくらいです。
この場合、目線の高さは、60cm+165cm=225cmです。
この高さだと、180cmのフェンスでは十分とは言えません。
ただし…

さらに細かくいうと、どういったシチュエーションのことを想定して目隠しをしたいかということを考える必要があります。
図のように近くに立っている人からは、視線が通りませんが、
遠くに立つ人、また、高低差のある場所(ウッドデッキ、家の中など)に立つ人からは、お互いに視線が通ります。
「近距離にしかひとはいないし、向こうから見えない分には、フェンスは180cmあれば十分だわ」
「普段カーテンをかけているし、お庭に立った時に目隠しになればいい」という人もいますし、
「こちらから視線が通るのは落ち着かないからもう少し高くほしい」という方や
「隣地もウッドデッキがあって、お互いに視線通るんだよね…」
という方はもう少し高さが必要です。
そして、それぞれの敷地でどのように感じるか現地で体感することが一番です。

図↑
では、ウッドデッキの上や家の中からも、目隠しとなるフェンスの高さはいくつなのでしょうか?
引き続き身長175cmの人間で考えていきます。
床の高さは60cmとして、
身長175cmの人の目の高さは約165cm。
60cm+165cmで=225cm
よって、225cm以上の高さが必要ということになります。
きりよい数字の230cmや240cmあれば安心感のある目隠しといえます。
実際には現地に行って、周辺環境を考慮して高さを確認する必要がありますが、
とくに気になるものがない場合は、こちらの考えで高さを決めていきます。

目隠しフェンスについて、よく使用する樹脂フェンスのことを書いた過去のブログがありますので、
こちらもよろしければ、ご参考になさってください。
↓↓↓
目隠しフェンスは樹脂フェンスをよく使います。 クリックで記事に飛びます。弊社では、八王子市近辺から都心部まで、外構のデザインから工事まで請け負っております。
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外構のポスト・インタホーンの位置はどこがいいのか
2020年5月11日|カテゴリー「デザイナー」

外構のポストとインターホンはどこに設置するのがいいのだろうか、
それぞれの位置にするメリットデメリットをご紹介いたします。
どの配置が我が家にはいいのか、ご参考になれば幸いです。

↑の図
建物外壁にインターホンとポストを取り付けるパターンです。
この配置のメリット
・郵便物をチェックしたり取り出すのが楽。機能的。
・また、軒天がある場合は、雨に濡れずに郵便物がとることができる。
・門袖を作ったりなどのコストが一番かからない。
この配置のデメリット
・玄関ドアのすぐそこまで、不特定多数の人が敷地内に入ってきてしまう。
・オリジナリティある門まわりを作りづらい。(デザイン性を求める場合は他の要素でカバーする必要がある)

↑の図
敷地寄りにまたは、中間くらいにポストと表札を配置する。
この配置のメリット
・敷地に近ければ近いほど、郵便物のチェックが楽。
・外壁に取り付けるよりは、不特定多数の人が来るのを防止できる
・門袖を作ったりなど家の顔をつくることができる。
この配置のデメリット
・外壁付けより費用がかかる(門袖、機能門柱など、取り付ける土台が必要)
・屋根がないと雨に濡れる。
・照明を設置しないと夜暗い

↑の図
敷地寄りにまたは、中間くらいにポストと表札を配置する。
この配置のメリット
・不特定多数の人が敷地内に来るのを防止できる
・門袖を作ったりなど家の顔をつくることができる。
・奥行き感の演出
この配置のデメリット
・外壁付けより費用がかかる(門袖、機能門柱など、取り付ける土台が必要)
・屋根がないと雨に濡れる。
・照明を設置しないと夜暗い
・距離があるため、郵便物チェックが少し面倒。

ポストとインターホンはどこに設置するのがいいのだろうか、ご参考になりましたでしょうか?
一概にどこの配置がいいのかは言えません。それぞれの方の感じ方次第です。
実際にどの配置がいいのかは、現地で考えることが一番です。
弊社では、八王子市近辺から都心部まで、外構のデザインから工事まで請け負っております。
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外構で使用するローボルト照明・ライトについて
2020年5月1日|カテゴリー「エクステリア アイテム」

ライティングが綺麗な外構って憧れますよね。
照明は照明でもいろいろと種類があるんです。
LIXILの美彩シリーズや、タカショーのローボルトライトシリーズが外構でよく使います。
外構・お庭づくりの参考になれば幸いです。

ローボルト照明とはなにか??
一般的な照明は100Vや200Vであるのに対して、ローボルト(12V、24Vなど)低電圧に変換させたものをローボルト照明といいます。
では、わざわざ低電圧にする必要性はなにか??
メリットをご紹介いたします。

ローボルト照明にするメリット①
電気工事が不要
100Vの照明の設置には専門の資格が必要ですが、12Vであれば、資格を持っていない人でも設置ができます。
わざわざ電気工事士を呼ぶ必要がなく、ローボルト照明であれば、外構工事屋さん、だれでも設置可能です。

ローボルト照明にするメリット②
安全
そのため、だれでも設置ができます。

ローボルト照明にするメリット③
照明の位置を後から簡単に動かせる例えば、樹木が育ってからスポットライトの位置を変えたいという場面のときに、
専門業者を呼ばなくても、ご自身で動かすことができるんです。便利ですよね。
専門業者を呼ぶ費用も、時間を無くなります!

ローボルト照明にするメリット④
電気代節約消費電力が100Vと比べて少ないため電気代の節約につながります。
少しの節約でもうれしいですよね。
たくさん照明をいれてライティングをかっこよくしたいという方、ローボルト照明おすすめです!

ローボルト照明にするメリット④
電気が落ちない
100Vと比べて消費電力がすくないため、電気が落ちてしまうなんてことはありません。

(写真はタカショーカタログより)
以上ローボルト照明のメリットのご紹介でした。
弊社では、八王子市近辺から都心部まで、外構のデザインから工事まで請け負っております。
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外構でつかう シンボルツリーにおすすめな植木(常緑樹)
2020年5月1日|カテゴリー「樹木/植物」

お庭に緑があると、とても癒されますよね。
植木は木漏れ日を作ってくれたり、四季の移ろいを感じさせてくれたり・・・長い時間、お庭で同じ時間を過ごすとパートナーのような、子供のような存在になってくると思います。
そうは言っても、植木ってよくわからない・・・。
手入れ方法わからないし、難しいんじゃないの??
そんな不安を感じていますか?
植木に対して詳しい方は一般的には多くないと思います。
ですが・・・大丈夫です!だからこそ、プロがいるのです。
今回は1年中葉をつける常緑樹のなかから、シンボルツリーにおすすめな樹木をご紹介いたします。

ホンコンエンシス(常緑ヤマボウシ)
(ミズキ科)
単木はもちろん幹の細い株立ちもあり、貴重なシンボルツリーに向いている常緑樹です
日本原産のヤマボウシは落葉樹なのに対して、中国原産のホンコンエンシスは常緑樹です。
5月~7月にかけて白い花が咲きます。
花ビラの先がつんとしているのが特徴です。

ソヨゴ
(モチノキ科)
日陰でも育つ人気の高い常緑樹です。
成長が緩やかなため、手間がかかりません。狭い場所にも向いています。
ソヨゴには雌雄があり、赤い実がつく雌木を使用することが多いです。
お花は咲きますが、小さくてあまり目立ちません。

オリーブ
モクセイ科
人気が高いオリーブの木も常緑樹です。
軽やかな細い葉っぱが特徴です。地植えにしてもいいですが、写真のようにポットに入れてもお洒落です。
オリーブといえば、オリーブの実ですが、1本だけ植えても実はなりませんので注意です。2本以上オリーブの別品種を植えることで実ができます。

ブラシノキ 別名カリステモン
フトモモ科
ブラシのような見た目の花が個性的な樹木です。
花の色は赤以外にピンクやホワイト等があります。
洋風、南国風なお庭と相性がいいです。
お手入れも乾燥に強く丈夫です。樹高は1~3mくらいで落ち着きます。

フェイジョア
フトモモ科
食用できる果実がつく樹木です。2本以上で植えると実がつきやすいです。
葉っぱは丸く葉の裏は白い毛に覆われていて、銀白色をしています。
エキゾチックな雰囲気の赤い花がつきます。

ハイノキ(ハイノキ科)
日陰でも育つ樹木としては珍しく、枝や葉が細く繊細な印象の樹木です。
成長が遅いため、狭い場所にもOKです。そして日差しの強い場所はNGです。
その成長の遅さから、他の樹木と比べると高価です。
4月~5月に白い花を咲かせ、夏には実がつきます。
弊社では、八王子市近辺から都心部まで、外構のデザインから工事まで請け負っております。
お洒落な外構、お庭にしたいという方、プロのガーデンプランナーにご相談してみませんか??
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